早い話が「モノポリーの交渉をするためのプログラム」なんですが、
そのプログラム(エージェント)がどの程度有効に動くかの検証が面白かったです。
- エージェント同士を戦わせる。
- エージェント同士のゲーム内で交渉が起こったら、
その時のボードの状況を記録しておく。後で人間の「モノポリー上級者」
にその記録を見せて、「あなたならどうしますか?」と聞く。
- 上級者とエージェントの判断を比較する。
記事によると「8割の交渉結果が上級者のものと一致した」そうです。
「上級者」としか書かれていないのが客観性をちょっと損ねている気がします。
また、積極的に交渉をするよう重み付けしたエージェントと、
交渉をあまりしないエージェントの2つを作って比較すると、交渉を数多くしたほうが勝率が高い結果となり、これは実際のゲームの傾向とも一致しているそうです。