ささやかなモノポリーコレクション: ローカル版

世界中から投票された結果で土地が選ばれました。世界6地域ごとに4種類作られたトークンから、各地域から1種類ずつランダムに選ばれたものがパッケージに入っています。

• 北アメリカ: Canadian Mountie, cowboy hat, baseball glove, Nascar
• 南アメリカ: Inca mask, Inca statue, Easter Island Moai, football
• ヨーロッパ: Loncon cab, pretzel, matador, windmill
• アフリカ: safari hat, Egyptian head mask, African mask, camel
• アジア: Chinese dragon, tuk-tuk, Russian dolls, sumo wrestler
• オーストラリア: kangaroo, koala, surfer, boomerang

東京の写真は、新幹線と富士山と桜と東京タワーの組み合わせです。(東京と言うより日本ですな)
このバージョンは、お札が含まれていません。代わりにキャッシュカードと「electronic banking unit」が付いていて、持金を管理できるようになっています。

業者が輸入して、日本語解説書を入れて売り出しただけで、後はもう一つの版と同じと言いたいのですが、ゲームを迅速に進めるための「Deal timer button」がこちらには付いてきます。

やたら重たいので旅行に連れていく気にはなりません。プラスチックのハードケースも持ちにくい(持ち手の部分が貫通していない)し。

韓国語のタイトルは「モノポリーキャッシュカード版 : ワールドエディション」らしく、「here & now」がどこかへ行ってしまっています。

シュリンクパックの上に、「狂賀!!　台北栄登世界版地標城市!」のシールが張ってあります。台北が含まれて嬉しいのは分かるのですが、狂ってまで喜ぶなよ...

紛らわしいのですが、Here & now the World edition版とは別物です。

最近の日本バージョンでは一番安い土地が札幌というのが普通ですが、このゲームは関東近郊に特化していて北千住となっています。4つの鉄道の名称が「大田急」「東部鉄道」「京旺鉄道」「西部鉄道」となっているのはそれぞれの会社から名称を使う許可が貰えなかったのでしょう。地名にはもちろんややこしい権利がないため実在のものが使われていますが、なぜか刑務所だけは「府注」になっています。通貨単位がないのは何故でしょう? Parker Brothersとの契約で数字は変えられないようになっていたとか？ 謎です。

c1990のモノポリージャパンとパッケージの絵が違うだけかもしれません...

箱の裏に「金属製のコマ(8個)」と書かれていますが、同じ面の写真をみると10個写っています。

コピーライト年表示は別のものと同じですが、パッケージの大きさが大幅に小さくなっていること(ちなみに図書館の世界では、本の大きさが2cm以上異なればそれらは別物として扱います)、そして発売元がトミーからトミーダイレクトになっているので別のものとして購入しました。古い版には"Designed by Framegraphics"と書かれた厚紙がシュリンクパックの下に入っていたのですが、これにはそういった表記がありません。箱の裏に「金属製のコマ(8個)」と書かれていますが、同じ面の写真をみると10個写っています。

このゲームにお札は付いてきません。代わりにキャッシュカードと、「メモリーバンク」を使って資産管理します。loc:16

地名等はヤングモノポリーと同じようです。

ボードがすごく薄っぺらくて安っぽいです。

2004年のモノポリー世界大会は、10月8日〜9日に東京の六本木ヒルズで開催されました(残念ながら日本代表は優勝できず)。この世界大会を記念したバージョンです。トークンとして森タワーが使われているのに、ボードウォークの位置にまた森タワーが使われているのは何とかならなかったのかと言う気がします。デザインを監修したのは村上隆さんです。私はこの人がヴィトンのバッグをデザインしたのと、作品が馬鹿高い値段で落札されたことぐらいしか知りませんでした。が、NHKのドキュメンタリーでこの人の弟子の20代前半の女性が驚くほどしっかりしたことを言っていたを見て、もしかして師匠であるこの人もとんでもない人かもと密かに思っています。

日本各地の温泉を題材にしたモノポリーです。雑誌「東京ウォーカー」「千葉ウォーカー」「横浜ウォーカー」の別冊付録で、左上に小さく「TokyoWalker」「ChibaWalker」などと入っていますが他は完全に同じものです。ちなみに私は3種類全部ゲットしました。アホと呼んでください。紙幣はなんと各種類が1枚ずつしかついていません。「このページを30部程度コピーして切り取って使ってください。もし足りなくなったら銀行係が適当な紙に金額を買いて発行してもOK!」と注意書きもあります。宿・ホテル・トークンは切り抜いて二つ折りにして立てて使います。極めつけはサイコロで、小学校時代に良く見たのりしろ付きの展開図です。ちゃんとHasbro社の了解を取ったらしく、「(c)2005Hasbro」の表記が見られます。チャンスカードや共同基金カードの記述は、土地の名前を除けば温泉とは何の関係のないオリジナル版と同じもので、もう一工夫欲しかったところです。

一つのカラーグループが、一つの大河ドラマをカバーしています。よって「大河ドラマ50年記念」と言っても8つのドラマが出てくるにすぎません。音楽が好きだった「花神」は残念ながら入っていません。

通貨単位の「ジェンコ」は、「J」の上に「＝」が重なった形をしています。

通貨単位の「じゃん」は横浜地方の方言だそうです。

한빛소프트(ハンビットソフト)は輸入・販売代理店らしく、製造者はHasbroの表記があります。最高値地名は강남(江南)で、「そりゃ高いわ」なのですが、最安値の西帰浦（ソギポ）はどこにあるのでしょう。

中国版と言いつつ、表示は簡体字ではなく繁体字が使ってあります。孩之寶玩具百貨香港 = Hasbro Hong Kongです。(2006年に簡体字版が出ました。)

持っている中で一番古い香港版です。最近の版がハスブロー香港(孩之寶玩具百貨香港)から出ているのに対して、これは英国Waddingtons社の製作です。チャンスカードが「機会」だけでなく「風水/機会」となっていますし、共同基金も「大衆寶蔵」の訳が使われています。一番安い地名が旺角というのは個人的に納得できないですね。確かに物価は安くて庶民的な街ですが、すごく賑わっている場所で、自分的には中環よりもよっぽど値打ちのある街です。この頃にハマった雑誌が月刊香港通信です。

多くのバージョンで刑務所はただの「Jail」であるのに対して、この版では「赤柱監獄 = Stanley Jail」となっています。香港のスタンレーには本当に刑務所があります。英文表記は"Stanley Prison"が正式らしいのですが、「Go to prison!」ではピンと来ないので"Stanley Jail"としたのでしょう。

中国人はお金儲けが大好きですから、モノポリーも良く売れています。気が付けば香港の地名をテーマにしたモノポリーも9種類。

香港が1997年に中国に返還されましたが、それを記念したバージョンです。

本家ミレニアム版、ロンドン版もあり。

このバージョンが出た時には、香港の飛行場は啓徳機場から赤鱲角に変わっていたはずです。もうちょっと値段の高い場所に移してやっても良いと思うのですが...中国に返還されて公用語の優先順位が変わったのか、従来は英語→中国語で書かれていた地名が中国語→英語の順番に書かれています。11個目のトークンは"sack of money"です。

一つ上のバージョンと同じ製作年ですが、トークンが洋紫荊(「荊」の草冠はりっとうにかかっていません) = Bauhiniaになっています。この花は1997年に香港が中国に返還された際、香港特別行政区のシンボルに選ばれています。

この木箱入りのモノポリーは通常「nostalgic edition」と呼ばれているようですが、これには"special edition"と書かれています。

箱の著作権表示年はc2000となっていますが、デザインがc2004版と同じなので、表記の訂正忘れでしょう。
2007年にひつこく同じものを(多分同じ店で)購入していたことが判明。鬱。

香港が中国に変換されて10年経ったのを記念して出されたバージョンです。外箱の印刷が豪華絢爛。香港で入手し損なって(と言うか存在をしらなかった)いたのですが、マカオの新八佰伴で発見しました。
HKSAR = Hong Kong Special Administrative Region (香港特別行政區)

"7720"のシリアル番号が付いています。トークンのパンダはデザインが残念で、信楽焼の狸にしか見えません。

2007年の香港旅行で入手したモノポリーたちの登録を忘れていました。2008年に香港へ行った際、ご丁寧に同じものを何個か買ってしまいました。これもその一つです。
最高値地名の「澳門娯樂場」は固有名詞でなく、エリアの名前のようです。マカオのカジノはどはずれて巨大でしたが、ブラックジャックテーブルがほとんどなくて悲しかったです。他の国のカジノではきれいなカクテルウエイトレスが飲み物を運んでいるのですが、マカオではおばちゃんが飲茶カートみたいな台車に飲み物を積んで現れ、そこに中国人が群がっていました。
セントポール寺院(実物は単なるドリフの大道具)のトークンが付いています

Community chestに「命運」の訳が付いているのが何だかすごいですね。中国語だと「命運」に別の意味があるのかも知れませんけど。日本円に換算して800円足らずと、恐ろしく安い値段で購入しました。

上司から頂きました。両面印刷されたボードそれぞれに、シンガポールの「過去」と「現在」が描かれています。チャンス・共同基金カード・権利書も2セットずつありますし、お金もトラディショナルな紙幣とプラスチックカードが用意されています。

上司経由でインド在住の同僚から頂きました。インド由来と思われるトークンが8つ付いているのですが、象ぐらいしか判別できません。(泣)

今はヨーロッパの多くの国でユーロが通貨単位として使われていますが、それ以前のECU(エキュ; European Currency Unit)を通貨単位としたモノポリーです。

箱の大きさが中途半端に小さいです。サイズ的には通常版とトラベル版の中間くらいでしょうか？ 箱の周囲のの四つの面に「International Euro edition」が英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語の4か国語で書かれています。

ユーロ移行を記念したイタリア語版です。5ユーロ以上は紙幣ですが、1ユーロはコインになっています。トークンにイギリスの国会議事堂にしか見えない建物が含まれているのですが、ユーロに逆らっているイギリスの建物が入るわけないし...ちょっと後(2001年)に出たオランダ語版とフランス語版もあります。

使用されている言語はオランダ語です。1999年に出たユーロ移行記念イタリア語版と同じ構成・トークンのような気がします。かたくなに女王陛下の顔が載った紙幣を使っているイギリスのロンドンも、イエローグループに入れられています。とすると、ビッグベンに似ているトークンは、やっぱりビッグベンそのものだったんだな。＞ ユーロ移行記念版

オランダ語版もあり。後、ユーロ移行記念版もちょっと古いが同じものでしょう。ベルギーで購入しました。トークンの中に小便小僧が入っていますが、実物は非常に小さいので、見てがっかりする人もいるかもしれません。(ベルギーは日曜日はおもちゃやを含めて主な店が軒並休むという信じられない国なので、しかたなしに街中ををさまよっていたらこの人が立っていました。着替えシーンが見られてラッキー:-)

外箱には"NSW 2015"とオーストラリアの住所が書いてあるわ、説明書にだけ"Waddingtons"と書かれているわで、本当の制作者がどこなのか良く分かりません。おまけに"Made in Japan"です。80年代に日本で生産してもコスト的に引き合ったんだろうか...

この版は通貨がポンドで表示されています。何故かブルネイで購入。

モノポリー60周年記念のロンドン版です。

いくつか持っているロンドン版ですが、地名がロンドンなのに通貨単位はUSドルになっているものが圧倒的に多いです。作られたのが英国外だからでしょうか？

さて、ロンドン版モノポリーに出てくる地名については、「Do not pass Go」という本が詳しく解説しています。

友人からのクリスマスプレゼントです。ゲームのサブタイトルが、"The portable property trading game"となっています。トークンはプラモデルの部品のような状態でパッケージされているのですが、6個の「鍵」も付いてきています。これは一体何に使うのかと言うと....
チャンスカード・共同基金カードは複数枚のカードではなく、3〜18までの番号が振られた1枚のカードになっています。チャンスや共同基金のコマに止まったら、サイコロを3個(そう、ゲームにはサイコロが2個ではなく3個付属しています)振り、その目の合計の番号の右に書かれた指示に従います。つまり「刑務所から出る」カードはこのゲームにはありません。代りに、"Get out of jail free"キーを手元に置いておくわけです。

バンコクのカルフールで購入しました。モノポリーおじさんのトロフィーが入っています。地名がロンドン版です。「『王様と私』の家庭教師もイギリス人だし、イギリスと関係が深い」と言う説がありますが本当でしょうか？ 通貨単位が「M」の上に「−」を重ねたものになっています。
今回のタイ訪問ですが、タクシン派の反政府勢力がバンコクの一部地域を占拠している最中でした。道路が大渋滞で、ホテルから2キロ近く離れた場所でタクシーの運ちゃんに放り出されるは、お気に入りのレストランは閉店だわ等の影響はありましたが、それ以外は比較的まともでした。

いや、困った(笑)。外箱の写真は本家ミレニアム版と全く同じになっちゃう。地名はロンドンですが何故かマレーシアで買いました。他に香港ミレニアム版もあります。

"これは浮き輪ではありません"とただし書きがしてあります。ところで写真の一家ですが、なぜボードのあちら側に窮屈そうにかたまってゲームをしているのでしょうか？ 良く見るとトークンも土地の上には一つもなくて、ボードの中心部にまとめて置いてあります。もしかしたらモノポリーボードの前で、まったく別なゲームをしているのかもしれません。

トークンは木製です。ホテルの屋根の形(多分)をしたバンカーズトレイがついています。ボードが金色仕上げで、箱裏の写真を見るとトークンやホテルが反射しているのが分かります。と、言っても箔押ししてあるわけではないので、すぐに曇っちゃうんだろうなあ。

木箱入りアトランティックシティー版と外見は見分けがつきません。ただ、こちらには"Parker Brothers nostalgia game series"の文句が書いてありません。それにしても重くて、1.6kg以上あります。

派生ゲームかと思いきや、ボードが円形になっただけで内容は普通のモノポリーです。
お札がないのは最近の流行ですが、バンカーマシンが「誕生日には"Happy birthday"を歌ってくれます」とのこと。

このゲームは、マンチェスター市内の地名と(おそらくそこに存在する)会社などの名前の両方が書かれています。普通のローカルバージョンは地名のみのものが多い中で珍しいと思います。共同基金にまで会社名が書かれています。ネタ不足なのかJoe Bloggs(ジーンズメーカーらしい)は2箇所に出現していますし、T.G.I.F.なんて世界中どこにでもある店まで使われています。箱の左側でサッカーボールを蹴っている人の赤いユニフォームはどうしてもマンチェスターユナイテッドを思い起こさせるのですが、スポンサーのロゴが何も入っていないユニフォームなんてあるのでしょうか？ サッカーに詳しい人の情報求む。

アラビア語が書かれていますが、地名がメイフェアー等ロンドンの地名なのでロンドン版の場所に分類しました。

通貨がユーロになる前の時代のドイツ版です。土地の値段の比率がオリジナル版とは微妙に異なっている気がします。エンパイアステートビルの近所のゲーム屋で購入しました。ビデオゲームの類は一切置いていないこの手のお店は貴重な存在になりつつあります。店のおやじ「それ、ドイツ語版だぞ。分かってるのか？」うん、大丈夫だ。マジックででっかく「GERMAN」と書いた紙が貼ってあるから嫌でも分かるぞ。(笑) それよりこの馬鹿高い値段をなんとかしてくれ。

フランクフルト中央駅の前をずんずん進んで15分位の所にあるデパートで買ったのですが、レシートがどこかへ行ってしまった...loc:16

何故かニューヨークで購入しました。

ノスタルジック版としてこの他にアトランティックシティー版、ロンドン版、香港版、ベルギー版を持っています。

ベルギーにはあまり期待しないで行ったのですが、嬉しい方向に期待を裏切られました。たくさんのバージョンを購入できたのです。つらつら考えるに(1)冬の間は夜が長く外で活動したりしない(朝の8時になってもまだ外は暗い!) (2)公用語がオランダ語とフランス語なので、その分多くのバージョンが流通する あたりが理由でしょうか。このベルギー版も、オランダ語・フランス語のバイリンガル版ですが、最安値の土地などはフランス語っぽい表記だけです。

トークンはなぜかノーマル版のものです。小便小僧はボードにでっかく写真で写っていますが、ゲームで売買される土地には入っていません。ブリュッセルの観光客がうろつくエリアは小さな街で、油断してあるいているとあっという間に目的地を通り過ぎてしまうというのが正直な印象です。(「単に地図が読めないだけだろう」との説もあり) だけどたかがローカル版なのに55ユーロもして高かった...

木箱入りのノスタルジックバージョンとしては他にアトランティックシティー版とロンドン版、そして香港版、フランス版を持っています。

リエージュは、ベルギーにある州またはその州都の名前です。ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語で、ベルギー産の他のバージョンでは2か国語併記のものが多いのに、この版ではフランス語だけです。製作会社がフランスの会社であるというよりも、リエージュのあるワロン地方がフランス語圏であるのが理由かもしれません。

「フランダースの犬」とダイヤモンドで有名なこの街ですが、ゲーム盤上にそれらしきものはありません。アントワープはオランダ語圏らしく、表記はオランダ語だけです。

ゲーム盤の表記はルクセンブルグ語だと思うのですが、よく分かりません。

トークンとホテルは伝統的な形ではなく、抽象的でモダンなデザインになっています。正規のライセンス品であるに関わらず、箱の外側にはモノポリーおじさんの絵が一つもありません。

出た! 読めない文字の代表格キリル文字 ;_; 。箱の裏が真っ白なため、コミュニティチェストや一番安い土地が何かは分かりません。あしからず。ちなみに一番高い「Арбат」ですが、アルバート通りという帝政ロシア時代の雰囲気を残す通りがあるらしいのでこれかも。

フィンランド版モノポリーです。

オスロにはNorliという本屋さんが沢山あるようなのですが、どの店で買ったのか分からなくなってしまいました。(レシートをタックスリファンドで回収されてしまった)

ロンドンにあるHamleysがオスロにも店を出していて、そこで買いました。

コペンハーゲン市外のトイザラスを目指して坂を登っていると、後ろからクラクションを鳴らされました。車の中の若い金髪のお母さん「あなた達、高速道路へ入ろうとしてるわよ！」 失礼しました。

アイスランドのトイザラスで買ったのですが、苦労して解読してみたら何故かスロベニア版でした。

最高値のKringlan(クリングラン)は、レイキャビクで一番大きなショッピングセンターがある場所です。レイキャビクの街自体の大きさは、外国人向けのガイドブックに「このエリアにはボーリング場があります！」などと高らかに書かれていることから推測してください。食事はおいしかったです。

南アフリカに住んでいた元同僚に頼んで買ってきてもらったものです。箱の裏が真っ白で土地の情報が書けません。箱の上部に「Waddingtons」のロゴがあり、側面には「Hasbro South Africa」の文字も見えますが、Primaという会社が出しているようです。箱に描かれたtitle deed cardの通貨単位としては「£」の文字が使われています。

2001年の9・11事件の後のアメリカ国民を元気づけるために出された(としか思えない)バージョン。個人的には悲惨な事故をネタにして商売をしているような気がして、この姿勢は好きではありません。通常のチャンス・共同基金に対応するカードの他に、「American challenge」というカードが90枚ついてきます。また、特殊なおまけのルールとして、4つのコーナーを置き換えることができるカードがついてきています。「Go→ $200のサラリーをあきらめる代りにコーナー以外の好きな場所へ移動できる」「Just visiting→ アメリカについての知識を披露できたら、持ち主のいない好きなコマへ移動できる」「Free parking→ "American questions"カードの質問に正確に答えられたら、好きなコマを無料でゲットできる」「Go to jail→ 罪を認めて刑務所へ行くか、弁護士を雇えるか運だめしをする(弁護士を雇っても無罪になるとは限らない:-)」

鉄道会社の一つが新興航空会社のJetBlue Airwaysになっているのはある意味興味深いです。

付属のデビットカードですが、カード番号は"000X-1935-2007-7070"("X"はカードごとに異なる)となっています。「最初のモノポリーが出た1935年、現在の年、70周年」にかけてあるみたいです。

現在持っているニューヨーク版の中ではこのデザインが好きです。辞書によると「Brownstone」は、主にニューヨークの高級住宅の外壁に貼られた赤褐色の砂岩だそうです。

ボードウォークの位置にいるHerman Wellsはインディアナ大学の前総長です。一番安い土地の「Old Oaken Bucket」ですが、Purdue大学とインディアナ大学のフットボールチームがこの木製古バケツをかけて争う伝統だそうです。(写真を見ると確かに「IP」のロゴが入っています)

(c)1997年版と比べると、パープルグループに居たストリップが一番高い場所へ移動しています。また、チャンス・コミュニティチェストカードや家・ホテルの名称がそれっぽく変更されています。ダイスもクラップスに使われるような赤い透明なものになりました。

このゲームはご当地物カテゴリに入れずキャラクタ・テーマ物に入れた方が良かったかなあ... 地名は全部架空のホテルみたいだし。

権利書の地名を見ていると、サンディエゴには娯楽・リゾート施設だけで産業はないのではないかと思ってしまいます。なにはともあれ、パンダが居るのはうらやましいですね＞サンディエゴ。あれを見ていると癒されますです。

大学版モノポリーはお店で売っていても買っていませんでした。「きりがなさそうだから」がその理由でしたが、スポーツ版の入手が一段落したら手を出してみようかな... 普通のモノポリーでは家を沢山建てて最後にホテルが建つのですが、この大学版はドミトリーが出発点で家(house)を建てるのを目指します。

ゲーム盤・権利書等すべて英語とフランス語で書かれたバイリンガル版です。

通貨単位が「$」なのですが、これがオーストラリアドルなのかUSドルなのかはっきりしません。

オーストラリアの友人に送って貰いました。感謝！

オーストラリアの友人に送って貰いました。感謝！